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脳梗塞

  • info070711
  • 1月31日
  • 読了時間: 2分

脳血管疾患は、死因の第四位です。

そのなかで、脳血管疾患の約4分の3を占めているのが、脳梗塞です。


この脳梗塞には、3つのタイプがあります。

主に「アテローム血栓性脳梗塞」、「ラクナ梗塞」

「心原性脳塞栓症」に分けられます。


「アテローム血栓性脳梗塞」は、動脈硬化により、脳の太い動脈が詰まる病気で

脳梗塞のサイズは、比較的大きくなります。

症状も重くなる場合があり、運動麻痺、感覚障害、失語などの

発作が起こりやすくなります。


「ラクナ梗塞」は、脳の深部にある細い動脈が詰まる病気で、

脳障害の範囲が比較的小さい脳梗塞です。

他のタイプの脳梗塞に比べて、大きな発作は起こらず、

運動麻痺やしびれなどの感覚障害が単独で現れるのが特徴です。


「心原性脳塞栓症」は、心臓でできたサイズの大きな血栓が

血流に運ばれ、脳の太い動脈が詰まる病気です。

広い範囲にわたって、梗塞が起こり、急激な発作に見舞われます。

死亡率が高く、一命をとりとめても、重い後遺症が残る場合も

少なくありません。

心原性脳塞栓症の3分の2以上は、「心室細動」が原因です。

心室細動は、心房が細かく動く不整脈の一種で、血液がよどみ

血栓ができやすくなります。


脳梗塞は、血栓が詰まるタイプなので、虚血性脳卒中といいます。

この虚血性脳卒中に対して、出血性脳卒中があります。

これは、血管が破れるタイプです。


ちなみに、この出血性脳卒中は、脳出血とくも膜下出血があります。




 
 
 

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