脳貧血とは、脳に酸素と栄養を供給する血液量が不足している状態を指します。
この状態が続くと、脳細胞に酸素や栄養が適切に供給されなくなり
めまい、ふらつき、失神などの症状が起こります。
脳貧血の原因は、さまざまですが、その中でも最も一般的な原因の一つは
低血圧です。
低血圧の場合、血液を全身に送る圧力が低いため
心臓より、上にある脳への血流が不足しやすくなります。
また、起立性低血圧などの自律神経の不調も脳貧血の原因となり得ます。
貧血と脳貧血とのちがいは・・・
貧血で一番多いのは、鉄分が不足する鉄欠乏性貧血です。
これは、鉄分の摂取不足や月経で鉄分を失いやすいことが要因です。
その他には、ビタミンB12や、葉酸の摂取不足、慢性の炎症、血液の病気、
腎臓病などで、貧血を起こすことがあります。
脳貧血と貧血は、別の病気なのですが、立ちくらみなど貧血と似た症状が出るので、
両者は、混同されがちです。
まとめですが、
脳貧血は、バランスの取れた食事・適度な運動・ストレス管理・
適切な水分摂取で予防することができます。
是非、日常生活に意識して取り入れてみましょう。
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