私達は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という「五感」を駆使して
生きるためにの情報をキャッチしています。
目を通じて得られる情報は、80~90%と言われているので
目は、非常につかれます。
目で物を見る仕組みは、目をカメラに例えることで
わかりやすく説明出来ます。
角膜(目の一番外側の組織で透明)と水晶体(厚さ約4ミリ前後、直経約9ミリ
で凸レンズの形状で無色透明)はピントを調節するレンズに、
網膜(眼球を覆う最も内側の膜)は、フィルムにあたります。
つまり、水晶体は、毛様体と呼ばれる筋肉につながっていて
毛様筋が収縮したり弛緩して、水晶体の厚みをいろいろ変えて
近くの物や、遠くの物にピントを合わせることができるようになっています。
フィルムにあたる網膜に映し出された情報は
電気信号に変わり、脳へ伝達されます。
そこで脳がその信号を処理してはじめて「目が見えた」となります。
実は物は、目で見てるいるのではなく、脳で見ているのです。
目の豆知識ですが
眼球の直径は、約24ミリで、10円玉くらいあります。
眼球の重さとしては、7~8グラムあります。
涙の分泌量は、1日約1~2ミリリットル出ています。
視野は、約200度あるのですが、
時速60キロの車で走行中では、それが30度になります。
ところで、疲れ目と眼精疲労が同じものだと思われがちですが
実は、違います。
大きな違いは、症状の重さです。
疲れ目は、一時的な目の疲れのことを言い、睡眠をとるなどの休息によって
自然と解消されるため、身体に影響はありません。
一方、眼精疲労は、眼痛・視力低下・肩こり・頭痛のような症状が出て
継続的に繰り返されることになります。
1時間に1分は、遠い場所を見るなどして、目のストレッチをしてください。
明日は、眼精疲労の原因、そして、予防についてです。
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