健康づくりのため、ウォーキングをしているシニア世代は
多いと思いますが、近年の研究で、ウォーキングだけでは
筋力、持久力の向上は見込めないことが解りました。
皆さんの中に、ウォーキングはしているけど、思ったほど体重が減らない、
筋肉がつかないと感じている方は、いませんか?
そんな方に、ぴったりのウォーキング方法があります。
信州大学の能勢博教授が中心になり、NPO法人等と共同研究で
開発したインバータル速歩は、まさに効果的なウォーキングで
いつものウォーキングに適度に負荷をかけることで、
脂肪燃焼、筋力アップ、血圧や血糖値の改善に効果があると言われていますので
ぜひ、日頃のウォーキングに取り入れてみてください。
インバータル速歩の基本は、「早歩き」「普通歩き」の繰り返しです。
①3分間の早歩き(ややきつく息があがるくらい)
②3分間の普通歩き(いつもの歩幅でゆっくり)
①+②=1セットとして
1日5セット(計30分)以上を週4回行うことです。
インバータル速歩の基本的な方法は
(歩き方のポイントです)
①早歩きの時は普段より歩幅を広くして大股で歩く
②背筋を伸ばして
③かかとから着地
④肘は直角に曲げ後ろにしっかり引く
➄視線は25m前方に
インバータル速歩の注意点として
①インバータル速歩を始める前後にストレッチを行い怪我の予防
②早歩きの時は、足元に注意して足がもつれて転ばないように注意
③胸を張った姿勢を保ち、正しい姿勢で
④心臓や肺の病気がある人はかかりつけ医と相談して始めてください。
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