健康的な身体のために、推奨されている運動。
運動不足の解消や、体重管理のために、以前に取り組んでいた競技や
新たなスポーツ、筋トレなどにチャレンジしている方も
多くおられるのではないでしょうか?
オーバートレーニング症候群は、競技選手だけの症状ではありません。
スポーツ活動や、トレーニングは、休養と栄養のバランスが大切です。
このオーバートレーニング症候群とは、スポーツ活動や
筋肉トレーニングで生じた生理的な疲労や精神的な疲労が
十分な回復をしないまま積み重なり、常に疲労を感じる状態(慢性疲労状態)
となることです。
一気に激しい運動を行うことで、疲労困憊してしまうオーバーワークとは違います。
どうしてなるのでしょうか?
スポーツトレーニングは、日常の身体活動レベルより
大きな負荷の運動をすることによってトレーニング効果が得られるという原則があります。
しかし、急激なトレーニングの負荷、過密なスケジュールや
不十分な休息・栄養・睡眠、過度の精神的なストレスなどで
疲労か回復せず、かえって競技成績や、トレーニング効果が低下してしまいます。
オーバートレーニング症候群の初期症状は、軽くて気がつきにくいものですが
症状が進行していくと、全身倦怠感、食欲不振、睡眠障害などの
症状がみられるようになり、更にひどくなると、うつ病に似た精神状態がみられます。
オーバートレーニング症候群の症状として
軽症の場合は、日常生活での症状は全くなく、ジョギング程度では
なんでもないが、スピードが上がるとついていけなくなる状態です。
中等症の場合は、日常生活でも、症状を感じることがあり
ジョギング程度でも、ややつらい状態です。
重症の場合は、日常生活での症状も強く、ジョギング程度でも
辛くて、ほとんど走れない状態で、身体にも、精神にも症状が見られます。
また、明日の続きます。
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