私たちのあらゆる細胞の中には、元気を作り出す「ミトコンドリア」がいます。
元気は外敵から身体を守るために必要なので、ミトコンドリアの力が弱くなると
身体を守る力も、弱くなります。
元気の源のミトコンドリアを知って、外敵に負けない力を
最大限に活かせるような身体作りをしませんか?
改めまして、ミトコンドリアは、私たちが生きて行くために必要な
ATPというエネルギー(別名、元気)を作り出している小さな器官です。
作り出されたエネルギー(元気)は、身体中の細胞へ届けられます。
ミトコンドリアは、酸素を吸って、エネルギー(元気)を作り
活性酸素を吐き出します。
活性酸素は、強い酸化力で病原体を攻撃して、私たちを守る一方で
私たちの細胞をも、攻撃することがあります。
でも心配ご無用、ミトコンドリアは、ビタミンEや、還元型コエンザイムQ10などの
抗酸化物質を操って、細胞が攻撃されることを、防いでいます。
コエンザイムQ10は、ミトコンドリアがエネルギー(元気)を作る時に
必要な栄養素でもあり、青魚や肉類、ブロッコリーなどの野菜に豊富に
含まれています。
ストレスや加齢によって、エネルギー(元気)が失われ、ミトコンドリアは
たくさんのエネルギー(元気)を作ろうとして働き過ぎて
エネルギー(元気)を作る力が弱くなります。
そして、様々な細胞のエネルギー(元気)が足りなくなると悪循環に陥り
疲れやすいなど様々な身体機能に影響が現れます。
中でも、免疫機能に影響が出るのが、免疫老化です。
ミトコンドリア自身も、活性酸素を作り出す力が弱くなっていますが
免疫細胞の元気がなくなると、抗体を作る力も弱くなります。
免疫細胞は、抗体などを作って、私たちを病原体から守っていますが
暴走して、炎症をおこすことがあります。
ミトコンドリアは、免疫細胞が暴走しないように監視しているので
ミトコンドリアが弱ると、免疫が暴走しやすくなります。
こうして、感染症に罹りやすくなり、重症化のリスクも高くなります。
また、明日、ミトコンドリアを元気にすることについて
お伝えしたいと思います。
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