ミネラル=無機質とは、地球上に存在する元素のうち、水素、炭素、窒素、酸素を
除いたものです。
必要な量は、少ないですが、体の中では作ることが出来ないので
食べ物からとる必要があります。
ミネラルは、骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあります。
そのようなミネラルの大切さをご紹介します。
大部分は、骨や歯に存在し、体のバランスを保っています。
ミネラル(mineral)という名前は、mine(鉱山・鉱石など)や
金属を意味する metalという言葉に由来しています。
それぞれの名前は、発見された場所の地名やギリシャ神話、その金属を含んだ
物質の色など様々な由来から、名付けられています。
ミネラルの役割は、大きく4つあります。
①骨・歯・血液など体の構成成分になる
②神経・筋肉繊維を正常に保つ
③酵素の働きをサポートする
④体液の浸透圧・pHを調整する
ミネラルの80%以上は、骨や歯にあり
リン酸カルシウム、リン酸マグネシウムとして存在し
強さ、硬さ、弾力、耐性を与えています。
約10%は、タンパク質などと結合して筋肉内にあり
約1%は、細胞膜や酵素などの材料として存在しています。
骨には、カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、マンガン
亜鉛、銅、鉄があり
歯には、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、フッ素、クロムがあり
髪には、イオウと亜鉛
胃液には、塩素
血液には、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、カリウム
塩素、鉄、銅、亜鉛、クロムがあります。
筋肉には、カルシウム、クロム、マグネシウム、リン、マンガン、亜鉛、鉄、銅があり
肝臓には、鉄、銅、亜鉛、マンガンがあり
腎臓には、銅とマンガン
脾臓には、マンガンがあります。
明日に、続きます。
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