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不眠症と過眠症

info070711

日本人の睡眠時間は、過去40年間以上 減少傾向にあり

世界のなかでも、睡眠時間が短い国民であることが

報告されています。


睡眠不足が長期にわたって、続くと、生活習慣病を

発症しやすくなると言われています。


「夜、なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」などの

今まで経験のない状態になると不安に感じて

さらに症状が悪化します。


今回は、不眠症と過眠症についての正しい知識を

確認して不安を取り除きましょう。


不眠症とは・・・

約5人に1人が不眠症状で悩んでいるとされています。

「眠るための時間が充分にあるにも関わらず

満足のいく睡眠を得られない状態」のことを指します。

さらに、不眠症は、次の4種類に分けられます。


①寝つきが悪くて、眠る時刻になっても入眠できない。(入眠障害または入眠困難)


②眠っている間に、頻繁に目が覚めてしまう。(中途覚醒)


③朝早くに目が覚めて、その後再入眠できない。(早期覚醒)


➃充分な時間寝たはずなのに、熟成した感じがしない。(熟眠障害または熟眠不全)


このような症状が1ヶ月以上続き、週に2~3回以上

生じる場合に不眠症と判断されます。


過眠症とは・・・

不眠症の対極に位置するのが、過眠症です。

夜の睡眠時間が長くなる訳でなく

その症状は、日中に現れるのが特徴です。

日中の活動時間帯に強い睡魔に襲われるため

仕事中の作業ミスや、運転事故に繋がる可能性があります。

次の3種類に分けられます。


①ナルコレプシー:突然睡魔に襲われて、どのような状況でも

10~20分ほど眠ってしまう。


②突発性過眠症:ナルコレプシーと同じ症状ですが

日中に1~4時間眠ってしまうのが、明確な違いとなります。


③反復性過眠症:1日に16~18時間も眠ってしまいますが

毎日続くことはありません。


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