女性ホルモンの変化による体の症状
- info070711
- 2月20日
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月経前症候群(PMS症状)というのがあります。
明確な原因はわかっていませんが、考えられる要素が3つあります。
① エストロゲンとプロゲステロンの急激な変動
② エストロゲン減少によるセロトニン減少
③ ビタミン、ミネラル不足
症状としては、いらいら、怒りっぽい、抑うつ状態になります。
乳房痛や頭痛、むくみなども、おきます。
これらの症状は、月経開始とともに、症状が減退、またが消失します。
対処方法として
① 生活改善:
食事:カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6,ビタミンE、
γリノール酸含有食品を摂取
水分・塩分摂取の制限
嗜好品:アルコール、カフェインの制限、禁煙
運動:有酸素運動
② 低容量ピル:排卵を抑制する
もう一つあり、それは更年期障害です。
① 女性ホルモン低下による閉経前後の女性
② 月経異常、のぼせ、発汗、抑うつ感、いらいら、不眠などの不定愁訴
③ 各種検査で、異常がない
対処方法として
① ホルモン療法
② 漢方薬(桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、加味逍遥散)
③ 生活改善(運動、食事、心のケア)
血中のエストラジオールは、40歳代から減少し始めます。
そのころから、ほてり・のぼせ・めまいの更年期障害が起き始めます。
60歳くらいまで起きる方がいます。
50歳代からは、不眠・頭重感・もの忘れ・うつが起きる方がいます。
また、泌尿生殖器の萎縮により尿失禁も起こり始めます。
ホルモンを元気にするために、女性ホルモン(エストロゲン)と
大豆イソフラボンの構造は、似ているので、エストロゲンの働きを助けてくれます。
ただし、大豆イソフラボンが、腸内細菌によって変換されてうまれるエクオールが
パワーの源ということがわかってきました。
ところがこのエクオールが作られる腸内細菌を持っている
日本人女性は、半分しかいないということも分かってきました。
ゆえに、エクオールが作れない女性は、エクオールのサプリを摂ることが
良いのではないと、思います。
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