妊娠してから、赤ちゃんの誕生までは、約10ヵ月あります。
その間、お腹の中の赤ちゃんだけでなく、妊婦さん自身の
体調管理も大切です。
今回は、妊娠中の薬について、お伝えしたいと思います。
一般的に、妊娠時期は「週数」で表され、最終月経の開始日を
0週0日とし、分娩予定日は、40週0日になります。
「月週」でも表現され、0週0日からの4週間を妊娠1ヶ月とし
最終的には、10ヶ月となります。
妊娠2ヶ月の頃、赤ちゃんは様々な器官が作られ、4ヶ月の後半までには
ほぼ出来上がります。
5ヶ月に入ると一般的に「安定期」に入り、つわりがおさまるなど
体調が落ち着いてくる妊婦さんが多くなります。
5ヶ月以降、赤ちゃんは各器官の機能が発育していき、
動きが活発になっていったり、体重が増えたりしていきます。
そして、40週前後に、赤ちゃんの誕生となります。
赤ちゃんへの薬の影響は、時期によって大きく異なります。
妊娠2~4ヶ月頃は、薬の影響を受けやすい時期です。
それ以降は、薬によっては影響することもあります。
妊娠中のお薬の使用は、慎重になりますが、妊娠中に使用できる薬は
ありますので、体調がすぐれないときは、無理に我慢せず、
かかりつけの病院や薬局、ドラッグストアなどで相談しながら
体調を管理しましょう。
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