不飽和脂肪酸は、体内でつくることが出来ないので、摂取する必要があります。
オメガ3脂肪酸は、2020年日本人の食事摂取基準で18歳以上の
男性の1日あたりの摂取量は、2.0g~2.4g、
女性では、1.6g~2.0gが目安とされています。
加熱を避け、保存に注意しましょう。
オメガ6脂肪酸の摂取基準は、
男性は、9g~11g 女性では、7g~8gです。
ただ、オメガ6脂肪酸をオメガ3脂肪酸よりも多く摂ると
心臓病での死亡リスクが高くなります。
日本脂質栄養学会が推奨しているオメガ6脂肪酸と、オメガ3脂肪酸の
理想的な摂取比は、2:1です。
えごま油やしそ油は、発砲ポリスチレンを溶かすことがあるので
カップ麺などを食べる際、お湯を注ぐ前に入れないようにしてください。
オリーブオイルは、オレイン酸の他にリノレン酸やリノール酸も含みます。
おススメは、大さじ1.5杯程度(約16g)です。
飽和脂肪酸は、摂り過ぎると、体重や悪玉コレステロールの増加を招きますが
エネルギー供給源として必要なものです。
2020年日本人の食事摂取基準では、成人の男女とも7%エネルギー以下と
されています。
豚バラ肉で、100g程度が目安です。
トランス脂肪酸の工業的に造られたものは、海外で心血管疾患などのリスクが
あるという報告があり、トランス脂肪酸として、1%エネルギー未満が推奨
されています。
日本人の平均摂取量は、0.3%程度なので、影響はほぼ
ありませんが、摂り過ぎに気をつけましょう。
エネルギー過剰で、肥満にならないように、日頃から
BMIをチェックすることも、良いでしょう。
BMIは、体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))です。
BMI値が、18.5~25が普通体重です。
一つの脂肪酸に偏らず、色々な種類の脂肪酸を上手に
使い分けて、血管も骨も頭も、元気になりましょう!
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