春は、色とりどりの花が咲いて、小鳥がさえずり心地良く
心機一転頑張ろうと心ワクワクする季節です。
一方で、憂鬱になって、ため息をついてしまうことが
ありませんか?
それは、ストレスが原因かもしれません。
本日は、春特有のストレスとその対策についてご紹介します。
マーケティングによる実施されたアンケート調査によると
好きな季節は約4割の人が「春」と回答していますが
体調が崩しやすい月のランキングは、1位が「3月」で23%、
2位は「4月」で18%でした。
約半数の方が、ワクワクしつつも、春に不調を感じています。
では、期待に胸を膨らませる季節なのに
体調を崩してしまうのは、何故でしょうか?
身体は外部から刺激を受けると、その刺激に適応しようとして反応します。
例えば、緊張すると心臓がドキドキするのは、ストレスへの反応の一つです。
ドキドキは交感神経の働きによるもので、副交感神経が安静な状態に戻します。
これらの2つの神経は生命活動の維持に重要で、
無意識のうちに働く自律神経と呼ばれています。
2つの神経がバランスを取り合って心臓は動いています。
緊張が続くと交感神経ばかりが働いてバランスが崩れます。
自律神経は、呼吸器や消化器、血管、免疫などにも働き、
バランスが崩れると、倦怠感、肩こり、不眠、イライラといった
様々な症状が現れます。
春は気候の変動による寒暖差や、卒業・入学・入社などの
生活環境、人間関係の変化が自律神経のバランスを崩し、
ストレスを引き起こしてしまうのです。
たかがストレスと言っても、そのまま放置していると
心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気の引き金になる場合もあります。
ストレスかなと、感じたら早めの対策を心掛けましょう。
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