少しずつ過ごしやすい日が増えてきました。
気温が下がってくるとともに、空気の乾燥を感じている方も
いらっしゃるかもしれません。
目が渇く、目が疲れやすい、ごろごろするなどの
症状はありませんか?
今回は、疲れ目とドライアイについて
原因や主な症状、対策方法について、お伝えしたいと思います。
疲れ目の主な原因は、目を酷使することです。
パソコンなどの作業、近視、乱視、老眼、睡眠不足、ストレスなどの
様々な要因により、誘発されます。
これらの要因により、目のピント調節の筋肉の持続的な緊張や
血管収縮による血流不全が起きます。
症状として、目の筋肉疲労やかすみ目などの疲れ目症状があらわれます。
また、目の疲労により、酸素や栄養素が不足すると
毛細血管が拡張して、充血がみられることもあります。
毛様体筋が、緊張した状態で、水晶体を膨らませて
ピントを合わせます。
パソコンなど、近くのものを見続けると、この緊張状態が続き
筋肉に負担が掛かります。
ドライアイの原因として、コンタクトレンズの着用などによる
物理的刺激、パソコンやスマートフォンなどの作業に
由来するまばたきの回数の減少、低湿度な環境で
起こる涙液蒸散、そして女性の更年期・性周期や高齢者での
涙液分泌不全などがあげられます。
これらの要因により、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり
涙の質のバランスが崩れることによって、涙が均等に行き渡らなくなります。
症状として、ドライアイの他、疲れ目、充血、痒み、異常な眩しさを感じる、
そして、ゴロゴロ感などがあらわれます。
また、目の表面に傷が伴うこともあります。
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