睡眠障害の原因は人によって様々です。
原因によって生活習慣を見直すだけで大丈夫な場合や
医師による治療が必要な場合もあるなど、対処法は異なってきます。
①心理的原因
何らかのストレスに関連して起こる
例えば、仕事上の問題や家族の死など
②身体的原因
身体の病気や症状が原因で起こる
例えば、花粉症、蕁麻疹、頻尿など
③精神的医学的原因
不安や抑うつなどの精神疾患が原因で起こる
➃薬物学的原因
服用している薬や、アルコール、ニコチン、カフェインなどが原因で起こる
⑤生理学的原因
時差ボケや生活リズムの昼夜逆転が原因で起こる
睡眠障害は、生活習慣病の罹患リスクを高め
かつ症状を悪化することが分かっています。
睡眠不足や睡眠過多により、体内時計が乱れます。
そのため、自律神経が乱れ、血圧やホルモンなどに影響を与え
肥満・高血圧・糖尿病といった生活習慣病を引き起こします。
不眠症状のある人は、無い人に比べて、糖尿病になるリスクが
1.5~2倍高くなるという研究データがあります。
私たちが眠くなるのは、体内の睡眠薬ともいわれるホルモン「メラトニン」の働きです。
メラトニンを正常に分泌するために必要な原料は
セロトニンという神経伝達物質です。
セロトニンを増やすために、次の食材を食べるように心がけてください。
ヨーグルトや納豆、豆乳に含まれるトリプトファンや
鶏ひき肉、ニンニクなどのビタミンB6を摂ることで
セロトニンが増えます。
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