top of page

知って得するアブラの話

info070711

スーパーの食用油売り場に行くと、様々な種類の油製品が並んでいます。

魚や肉のアブラと何が違うの?どれを選んだら良いの?

と思われている方も多いのではないでしょうか?


本日は、アブラと健康の関係をご紹介します。


アブラには、「油」と「脂」の2種類の漢字があります。

常温で、液体のものが「油」で

代表的なものは、コーン油やオリーブ油などの植物が原料の食用油です。


健康に良いと話題の魚が原料のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エコサペンタエン酸)も油です。


また、常温で固体のものが「脂」で、動物が原料のバターが代表です。


ちなみに、オリーブ油は、約10℃以下では、固体になり、

バターは、約40℃以上で、液体になります。


油も脂も、主に脂肪酸という成分でできていて

大きくは不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸に分類されます。


不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、人の体内で

つくることができないので、食品から摂取する必要があり

必須脂肪酸と言います。


これらは、血管や赤血球の細胞膜に柔軟性を持たせることが

できるので、血液はサラサラと流れていきます。

ただし、これらの油はとても不安定で、酸化されると

健康効果を失ってしまいます。


それに対して、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は

血管や赤血球を固くしてしまい

血液の流れが悪くなります。

動脈硬化の始まりです。

これが、身体に悪いと言われる由縁です。


とくにオメガ3脂肪酸のDHAやEPAには

中性脂肪を減らす働きがあるほか、DHAは集中力や判断力、処理能力を改善したり

EPAは、骨密度を増やしたりします。


オメガ3脂肪酸が豊富なイワシは、骨形成を助けるビタミンDも豊富で

手軽に骨も食べられる缶詰がおススメです。

また、リノレン酸には、内臓脂肪を減少させる効果があります。


最新記事

すべて表示

春の養生法【2】

肝臓には、「血」を貯蔵する働きもあります。 肝臓が弱っていて、「血」を貯められないでいると、「血」が不足してきます。 貧血まではいってないとしても、「血」は不足気味なので、全身の様々な所に 「血」を送れなくなります。つまり、全身の様々な所に栄養が充分に届かなくなるのです。...

春の養生法

春を元気に過ごして頂くための養生法を東洋医学的な視点からお伝えします。 春になると、植物が芽をだして花を咲かせたり、動物が冬眠から目を 覚まし地上に出てきて、活動し始めたりします。 動植物たちが、いきいきのびのびと活動し始める季節です。...

インバータル速歩

健康づくりのため、ウォーキングをしているシニア世代は 多いと思いますが、近年の研究で、ウォーキングだけでは 筋力、持久力の向上は見込めないことが解りました。 皆さんの中に、ウォーキングはしているけど、思ったほど体重が減らない、 筋肉がつかないと感じている方は、いませんか?...

Comments


LINE

​友達追加はこちらから

神戸ファーマシーのQRコード.png

株式会社神戸ファーマシー

(〒650-0023)兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目8-2 福栄ビル1階
<営業時間> 月~土 11:00~18:00
<電話・店頭相談> 11:30~17:00

<定休>日曜日、年始1月 1・2・3・4日
*祝日(月~土)は営業いたします。

TEL:078-331-4929

FAX:078-331-3772

  • Twitter

© 2020 by 株式会社神戸ファーマシー

bottom of page