60~70代の運動人口は増加しており
そのうちウォーキングが6割を占めているとの報告があります。
ウォーキングは、手軽に行える運動ですが、加齢に伴う身体能力の
衰え(フレイル)予防の研究では、ウォーキングに加えて
週2回以上の筋力運動などが推奨されています。
筋肉は、高齢になってからでも、鍛えれば
増やすことができます。
運動は、ハードルが高い、という場合は
まずは、庭仕事や散歩など体を使った動作を生活に
取り入れてみましょう。
階段を上ったり、バス停まで歩いたり、掃除や洗濯などの
家事など、生活に必要な活動でも、健康増進効果があります。
また、筋肉の質も大事です。
運動を行っても筋肉を作る栄養素が不足しては
効果が薄れてしまいます。
筋肉を効率よく作るには、朝・昼・夕の食事で
均等にタンパク質を摂ることが大切です。
さらに、質の良い眠りも必要です。
眠りに入ってから、1~3時間後の深い睡眠時に
筋肉を育てるホルモンが多く分泌されます。
質の良い睡眠を取ることが筋肉維持つながります。
睡眠不足は、筋肉合成を低下させたり、筋肉の分解を強めると
考えられています。
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