top of page
  • info070711

糖化って?

老化を促進させる原因として、注目されている“糖化”。


たるみなどの皮膚に関する悩みだけでなく

体内の様々な組織で、この糖化が進行し、それが骨粗鬆症や

生活習慣病のリスクを高めることもわかってきました。


今回は、糖化とその予防について、ご紹介します。


糖化とは・・・

必要以上に、糖が体内に存在する状態と

加齢などによる代謝の低下が重なり、本来代謝されるべき糖が

体内のタンパク質に結びつくことを、糖化反応といいます。


ここで、できた糖化反応生成物が、活性酸素などの様々な

影響を受けて、さらに反応が進み、結果としてできるのが

最終糖化反応生成物(Advanced Glycation Endproducts:AGEs)

で、体のサビとも言われています。


AGEsが、蓄積することで、血管、お肌、目や筋肉など

体の種々のタンパク質が、褐色化したり、もろくなったり、硬くなります。


食べ過ぎや、炭水化物、甘い物などの糖質の摂取が過剰だと

AGEsが増える、つまり体にサビが増えて老化が進みます。


AGEsが増えると、タンパク質でできた組織が

変性・劣化していき、本来の役割を果たせないため

様々な病気を引き起こします。


動脈硬化、肌のたるみ・黄ばみ、認知症、糖尿病合併症、

骨質の低下、非アルコール性 脂肪肝:NASH)

といった症状が起きてきます。                                                      

最新記事

すべて表示

糖尿病に負けないために!

糖尿病の発症には、食べ過ぎや不規則な食事、運動不足、肥満、 体質などが、関係しています。 生活習慣を見直して、糖尿病予防や症状の緩和につなげましょう。 お勧めの食事療法としては・・・ 血糖値を上げやすい食べ物に注意してください。 ・ごはん、パン ・清涼飲料水 ・果物...

糖尿病の診断基準

主に血液検査で「空腹時血糖値」や「随時血糖値」「ヘモグロビンA1c」などを 調べて診断します。 これ以外に、「ブドウ糖負荷試験」という検査もあります。 これら検査のうち、2つ以上で糖尿病と判定されると 糖尿病と診断されます。 ところで、よく耳にしていると思いますが...

糖尿病とは

日本人の5人に1人が、糖尿病ないし、糖尿病の予備軍であると言われています。 日本人は、糖尿病になりやすい遺伝的素因があり、過食、運動不足、肥満などの 不適切な生活習慣が重なることで、発症しやすくなります。 糖尿病の理解を深めましょう!...

Comments


bottom of page