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肩の痛み【2】

info070711

昨日の引き続き、肩の痛みについてです。


肩こりと同じくらい、悩ませている五十肩について、ご紹介します。


五十肩は、加齢などによって、組織が変性し、

炎症を引き起こしている状態のことです。


いくつかの要因が関連していると、考えられますが

主な原因は、関節包(関節をつつんでいるところ)や

骨と骨を結びつけている靱帯(ひも状の結合組織)の

柔軟性が低下することから生じます。


完治するまで、半年から1年半という長い期間を要します。

長期化、悪化させないためにも、正しく対処しましょう。


ここで、五十肩チェック!

・頭の後ろで両手を組む

・腰に両手をあてる

・反対側の肩に手を置く

一つでも該当すると、五十肩の可能性があります。


自分で出来る五十肩の対処法としては、時期によって異なります。

急性期では

安静にする。痛みがひどい場合は、消炎鎮痛剤を使ってください。

慢性期では

温熱療法が有効です。温湿布をあてるなどして、

肩を温めてください。また、関節が硬くなるのを防ぐために

痛みが出ない程度に動かしてください。


昨日、書いた肩こりの対処法としては、正しい姿勢を心がけてください。

無理のない運動・ストレッチで、筋肉をほぐしてください。

ストレスをためないように。

ビタミンB群や、ビタミンEを摂って、血流改善を。

首の後ろなどを蒸しタオルや、温湿布で温めてください。


最後に

いつでも、どこでもほぐせる首のマッサージと肩のストレッチを

ご案内します。


首のマッサージは

①首の後ろで、両手を組む。

②指の付け根(手のひら)で首を上下にさする。


肩のストレッチは

①息を吸いながら、肩をおもいきりすくめる。

②息を吐きながら、肩をゆっくりおろす。

ゆっくり10回程度繰り返す。


簡単なので、やってみてください。



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