運動とは、「からだを動かすこと」ですが、これは日常生活での活動と
スポーツなどの運動を合わせて身体活動と呼ばれています。
日頃身体をよく動かしている人や、運動をよくしている人は
虚血性心疾患、高血圧、糖尿病などの病気に罹る割合が低いこと、
身体活動や運動がメンタルヘルスや生活の質の改善に
効果をもたらすことが知られています。
また、高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が
寝たきりなどを減少させる効果があることがわかっています。
健康づくりのために、運動習慣を生活の一部にしましょう。
運動による効果としては。。。
血圧を下げる
血糖値を下げる
動脈硬化の予防(善玉コレステロール値を上げる)
認知症の低減
心肺機能を高める
気分転換、ストレス解消
血行促進により、肩こりや冷え性の改善
などがあります。
では、健康づくりのための運動としては。。。
①有酸素運動:ウォーキング、ラジオ体操、ジョギング、水中ウォーキングなど
全身を使った運動によって、酸素を取り込み、筋肉を動かすことで
体力や持久力を付けます。
また、心肺機能も鍛えられます。
②筋力トレーニング:腹筋、スクワット、腕立て伏せなど
骨の関節を支える役割の筋肉を鍛えることで、歩行・立位などの姿勢を保ちます。
③ストレッチング:体の筋肉や腱を延ばす体操です。
運動時の怪我の予防や運動後の疲労回復に役立ちます。
「運動が大切です」と言われても、忙しくて運動のために時間が取れない人、
運動習慣がなかった人にとって、新たに運動を始めるのはなかなかたいへんです。
普段の生活の中で、さりげなくエネルギーを消費するような運動を取り入れる
工夫をしてみてください。
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